・総売上高: 全店の前年同月比105.3%、既存店の同比104.3%
・食品合計: 全店の前年同月比105.9%、既存店の同比104.9%
・10月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、4か月連続で判断の分かれ目である50を上回った
■スーパーマーケット販売統計調査
■スーパーマーケット景気動向調査
11月調査(10月実績)結果概況
景気判断 DI 現状判断は4か月連続で 50台を維持
10月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI の現状判断は、前月から-0.5 の 50.2 と小幅に悪化したものの、4 か月連続で判断の分かれ目である 50 を上回った。見通し判断は前月から+1.2 の 47.1 となり、小幅に改善した。
経営動向調査では、売上高 DI、収益 DI 共に前月に比べ小幅に上昇した。引き続き生鮮品仕入原価 DI と食品仕入原価 DI が高水準で推移し、販売価格 DI が高止まりする状況が続く。客単価 DI や来客数 DI もほぼ前月並みの水準で推移している。
カテゴリー動向調査では、前月から好調の傾向に大きな変化はなく、相場高の青果 DI、相場が比較的安定した水産 DI はプラス圏、相場高傾向の畜産 DI はマイナス圏での推移となっている。調理敬遠指向や、イベントの再開等により惣菜 DI は高水準を維持、値上げによる単価増の日配 DI は鍋物関連の水物、練物など冬物商材が伸び悩んだが、引き続き好調を持続している。
景況感調査は、基調に大きな変化はなく、全般的にほぼ前月水準で堅調な推移が続いている。売上高の好調もあり、景気判断 DI 現状判断は 50 を上回る水準を維持している。
値上げによる単価上昇と、客数・買上点数減少のせめぎ合いが続くなかで、気温が高く、雨が少ない月となり、好調を維持する 10 月となった。他業態との価格競合が再燃しつつあるなかで、秋から一気に冬の到来を迎える 11 月、天候や気温にあわせてメニューを訴求できるスーパーマーケットの強みを発揮したい。
【ニュースリリース】
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