ヤオコーは集客を図るために、「北海道フェア」や「豊洲まつり」などの販売促進策を展開しているが、この数年で強化している企画の一つが「長崎離島フェア」である。
11月18日~20日にかけて展開したフェアを、南流山店で店頭展開状況を取材した。
↑フェア開催時の告知チラシ
【鮮魚関連】
特に訴求力が強いのが鮮魚関係で、五島列島の生本まぐろ、活〆ぶり、真あじ、きびなご等の旬鮮盛り、しまおう冷凍「島すりみ」、浜口水産「五島つみれ」などを目立つように展開。
関連販売で、五島列島酒造の芋焼酎「五島芋」なども陳列。
【デリカ関連】
デリカ売場では、五島のあおさと特産のきびなごを天ぷらで提案。
【農産関連】
農産関係として、五島スナップえんどう、五島ルビー、五島ブロッコリー、五島の有機さつまいも等を売場展開。
【長崎・五島 銘菓関連】
ティータイム提案として、グリーンティー五島「五島つばき茶」と共に、真鳥「かんころ餅」、はたなか「チャンココ」、「安納芋バター」等と共に「長崎カステラ」などを展開。
【加工食品関連】
加工食品としては、椿油の力を生かした、中本製麺「五島手延べうどん」や「あごだし」と共に「長崎ちゃんぽん」などを展開した。
ヤオコーは、「長崎離島フェア」を年3回程度の展開をしているが、関東地区ではライフ、関西では万代、九州ではエレナ等が実施するイベントとして定着してきている。
また、五島列島の観光ブーム等の影響もあり、今後他スーパーでの展開が広がることが期待されている。