株式会社サラダクラブは、4月19日(金)に、霞山会館(千代田区)にて、契約産地を表彰する「Grower of Salad Club 2024(グロワー・オブ・サラダクラブ 2024)」を開催しました。
「Grower of Salad Club」は、日頃お世話になっている生産者のかたへ、感謝の想いを伝えることを目的に2017年から毎年実施しています。8回目となる今回は、全国に約400ある契約産地の中から8産地を「最優秀賞」、16産地を「優秀賞」、2産地を「特別賞」として表彰しました。
当社では、生産者との顔が見える関係を基本に、「契約取引」で原料を調達しています。トレーサビリティの確保された原料を一定価格で安定的に調達できる当社側のメリットのほか、生産者にとっては、計画を立てやすいため経営の安定化や戦略的な投資を図ることができるというメリットがあります。
また直営工場では、主要原料(キャベツ、レタス、ロメインレタス、サニーレタス、グリーンリーフレタス)において、工場や人によって評価にブレがないよう、野菜毎に明確な評価基準 ※1 を設けて品位の評価をし、原料の安定調達や品質向上に活かしています。
※1 例えば、レタスでは「サイズ」「外葉」「巻き」「褐変・蕩け」「内部異常」「病虫害」の6項目で評価。
「Grower of Salad Club 2024」では、主要原料を対象品目とし、昨年度(2022年12月~2023年11月)の期間中、工場からの評価点が最も高かった産地を「最優秀賞」、次点の産地を「優秀賞」に選定しました。「特別賞」には、地域限定商品に使用する野菜(原料)を供給いただいた産地を選定しました。
最優秀賞に選ばれた産地の方々とサラダクラブ 金子代表取締役社長(後列左)など
また、今回『生産者の皆様とより良い関係を築くために~今後の取り組みについて~』と題し、専務取締役の小林慶一郎より原資材本部 本部長着任のご挨拶と今後の方針について説明しました。
Grower of Salad Clubについて小林は、「サラダクラブを育てていただいた生産者の方々との長きにわたる取り組みの成果だと感じている」と述べ、また着任後に各地の契約産地を訪れるなかで、「円安による各資材のコストの上昇や物流の問題、農業就業者の減少の懸念など、生産者を取り巻く環境が厳しくなっていることを感じる」と話しました。また、「超高齢化社会へ向かうなかでパッケージサラダはこれからも需要が伸びると予想している。サラダクラブとしては、これまで受け入れていない原料を活用したり、新しい野菜栽培を希望する生産者にはその支援をする、あるいは産地の拡大を支援するなど、生産者の方々と共に未来を考え、生産者の方の困りごとを一緒に解決したい。そして、野菜の価値を上げていきたいと考えている。そのために、サラダクラブの商品価値を上げて、消費者の野菜摂取を促し、野菜の美味しさを商品を通して伝えていきたい」と話しました。
サラダクラブ 専務取締役 小林慶一郎
今後も、契約産地の皆様との信頼関係を築きながら、お客様に喜んでいただける商品開発とサービスの向上に努めるとともに、持続可能な農業と社会の実現に取り組んでまいります。
<最優秀賞受賞産地>
<優秀賞受賞産地>
<特別賞受賞産地>
■「サラダクラブ産地検索」アプリ概要
サラダクラブの商品に使用されている野菜の産地、生産者がわかるアプリです。食の「安全・安心」への関心が一層高まる中、産地情報を開示することで、より安心してパッケージサラダを利用していただきたいという想いから、スマートフォン用アプリとして提供しています。「Grower of Salad Club 2024」の受賞結果もこちらで見ることができます。
<「サラダクラブ産地検索」アプリ概要>
対応端末:iPhone(iOS8.1以降)/Android(Android4.0以降)
価格:無料
ダウンロード:http://saladclub.jp/special/sanchi_appli/
App Store・Google Playから「サラダクラブ産地検索」で検索
■株式会社サラダクラブについて
株式会社サラダクラブは、野菜の鮮度とおいしさにこだわり、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造・販売しています。キユーピー株式会社と三菱商事株式会社の共同出資により1999年に設立しました。利便性と価格が一定という経済性が評価され需要が拡大しているパッケージサラダ市場で、サラダクラブは国内最大のシェア(金額)*を占め、販売店舗数は17,995店(2023年11月現在)となっています。
*マクロミルQPR(サラダメーカー別 2022年12月-2023年11月)
■サステナビリティへの取り組み
当社では、産地からご家庭までのフードロスを低減し、サステナビリティへの取り組みを推進しています。産地との安定的な取引や増量企画を通じた、持続的な生産体制の維持や産地廃棄の削減。工場内で発生した野菜の未利用部を肥料の材料にし、それをもとに作られた肥料を使用して野菜の栽培を行う循環型農業の実現。パッケージサラダの鮮度保持延長の実現により、ご家庭・販売店での消費期限切れに伴う廃棄の低減などの取り組みを行っています。
【ニュースリリース】
株式会社サラダクラブからの公式なニュースリリース全文はこちら