４月２６日「そよら横浜高田」オープン
イオンリテール株式会社は４月２６日、都市型ショッピングセンター「そよら横浜高田(たかた)（横浜市港北区）（以下、当ＳＣ）」をオープンした。
当ＳＣは、横浜市営地下鉄「高田駅」前の工場跡地へ出店した。新規出店地としては関東初の「そよら」となる。食品や日用品をはじめカフェやイベントなど、地域で唯一の“普段使いのワンストップ”を実現する店舗として「タイパ」と「コト消費」の２つのニーズにお応えするショッピングセンターとして展開。核店舗はイオンスタイル横浜高田。
写真右端：イオンリテール執行役員南関東カンパニー支社長 宇治知英氏
「そよら横浜高田」が立地する港北区高田周辺は、静かな住環境と都心部への通勤利便性を併せ持つエリア。２００８年の横浜市営地下鉄グリーンラインの全線開通、新横浜方面の県道の開通などから地域の魅力がより一層向上し、ファミリー世帯を中心に人口増加のエリアであるが、単身世帯、シニア、小学生の人口も増えている。その一方で店舗に近接した同地下鉄「高田駅」周辺には商業施設や飲食店が少ないなどの点より、通う、集う、つながる場として提供するカフェ、クリニック、子供向け習い事テナントなどを誘致した。
「そよら横浜高田」の店舗コンセプトを「普段使いしたくなるまちの生活拠点」としたが、多数お寄せいただいた地域の方々のご意見から「高鮮度の生鮮食品」「タイパメニューの拡充」を強化して展開することとした。初年度の来場者数目標は、２００万人/年間。
生鮮売場特徴：鮮度追求。地元の食の魅力を発信
生産者が直接店舗に届ける野菜を提供。横浜・神奈川の地場野菜をコーナー展開。
港北区産の野菜を地場野菜コーナーで提供。季節や生育・収穫量に応じて、生産者に直接店舗に届けていただき、昼過ぎに販売する。今朝採れ野菜も品揃えする。横浜市産・神奈川県産の野菜を集合展開する地場野菜コーナーは通年展開し、ミニトマトやこまつな、ほうれんそうなどの旬の野菜を取り揃える。
また健康志向や環境意識の高まりから、オーガニック食品への関心がより一層高まっており、有機ＪＡＳ認証を取得しているイオンのブランド「トップバリュ グリーンアイ」のオーガニック野菜に加えて、神奈川県産のオーガニック野菜を取り扱う。
鮮魚売場は、当日漁獲・水揚げされた鮮魚を販売。三浦半島の各漁港から。
毎週日曜日は、三崎・佐島など三浦半島の漁港で当日早朝に漁獲・水揚げされた選りすぐりの鮮魚を提供。午後１時過ぎに店舗へ到着し、対面鮮魚コーナーで販売する。（※天候等により実施できない場合がある）
対面鮮魚コーナーでは、あじ・さば・かれい・ぶり等、毎日全国の漁港から旬の鮮魚をお届けする。これを丸魚やご家庭で調理しやすいよう切身も常時品揃え。またお客さまのご要望に合わせ、２枚・３枚卸しや切身、刺身用の調理サービスや、おいしい 食べ方も提案。
さらに対面鮮魚のお魚は店内でフライや 焼き魚、唐揚げなどに調理して総菜売場で販売。
ファミリー・単身世帯の焼肉需要・タイパ需要に対応。
畜産売場はバーべーキューや自宅での焼肉を楽しみたい方のニーズにお応えし焼肉用を拡充。黒毛和牛やタスマニアビーフ、牛タン、ホルモンのほか、火が通りやすいうす切り肉を取り揃えた。
このほか、保存にも便利な冷凍の味付焼肉、ジンギスカンも用意。フライパンで簡単に調理できる商品、豚肉・鶏肉の味付肉も品揃え。
デリカ売場詳細
駅近店舗で利便性提供。「タイパ」「おいしい」ニーズに対応。
忙しい子育てファミリーのほか、単身者や通勤・通学で駅を利用される方の 「タイパ」ニーズのみならず、美味しさを追求した商品を拡充。
女性に人気の野菜も摂れる弁当、サラダ、惣菜を提案。季節毎に旬の具材を使用。
おいしさはもちろん、見た目の彩りやおかずの種類、栄養バランスを意識したお弁当、寿司、麺類、サラダ、惣菜を用意。近郊には町工場も多く、プレオープン時からランチ需要の弁当販売が順調に推移。また、人気のインストアハンバーガーも訴求。駅前店舗として、おかずとしてのサラダ、惣菜などの品揃えも強化。
夕方には総菜を拡充。フライや玉子焼きのなど食卓の一品・お酒のおつまみ提案。
仕事帰りのお客さまには、調理に手間がかかるフライ・鉄板焼きなどの提案を強化。人気の唐揚げ「唐王」、「アジフライ」、「アジの南蛮酢」を販売。鉄板で焼いた「だし巻玉子焼」など、夕食の一品、ちょこっとデリ、おつまみメニューなどを提案。
メインにもなる３０種類の総菜対面量り売り。
素材や彩りにこだわったサラダやメイン ディッシュにもなる総菜を対面方式で提供する「リワードキッチン」を展開。看板商品の赤身とサシのバランスが良い希少部位トモサンカクを使用した「ともさんかくローストビーフ」や「九州産真鯛のカルパッチョ風サラダ」「５種果実のヨーグルト サラダ」などを提供。
生地や焼き方にこだわったピッツァ「ピッツァソリデラ」を展開。
「ピッツァソリデラ」のピッツァはもちもち食感が特徴の香ばしい小麦の風味も併せ持つ逸品。 店舗で生地の発酵から行います。これを１枚づつ丁寧に伸ばし高温短時間で焼き上げるなど製法にこだわった。イタリア産モッツアレラチーズを使用した看板商品の「マルゲリータ」のほか、新たにポテトサラダ・明太子・チーズなどを使用した「明太子とポテトのピッツァ」など、７種類を用意。
イートインスペースを設置。焼きたてパンを提供する「カンテボーレ」を展開。
カンテボーレは、本格的なこだわりのバゲットやホテルブレッド、お子さまのおやつとして人気の菓子パン、総菜パン、店内調理のサンドイッチな約８０種類の焼きたてパンを提供。併設された３４席の飲食スペースで、焼きあげたパンと一緒にドリップコーヒーも提供。
冷凍食品売場詳細
冷凍食品は地域最大級の９００品目。専門店メニュー・全国各地のアイスを品揃え。
働き方の変化や子育てファミリーの増加、冷凍技術進化により、「簡単便利」「長期保存」という価値に加え、「おいしさ」という点が支持され、冷凍食品の需要は拡大しており、イオンでは「＠ＦＲＯＺＥＮ」売場も展開しており、その売れ筋商品も差し込んでいる。
日常使いから専門店のメニューまで、地域最大級の約９００品目を取り揃えた。主菜と副菜がセットになったワンディッシュ（ワンプレート）や「神戸コロッケ」「ＲＦＦＦ（ルフフフ）」の総菜メニューや韓国グルメなど、専門店の味が手軽に楽しめる商品を豊富に品揃え。 このほか、冷凍スイーツの品揃えも拡充。
そよら横浜高田 施設概要
【施設概要】
施設名称：そよら横浜高田
所在地：神奈川県横浜市港北区高田西１－１－４７
責任者：西澤 正明（にしざわ まさあき）
敷地面積：９,６４７㎡
売場面積：５,０４１㎡（直営：３,３４５㎡ 専門店：１,６９６㎡）
駐車台数：２５７台 駐輪台数：１９８台
建物構造：地上２階建て
専門店数：１３店舗（２０２４年夏までに開店予定の店舗を含む）
営業時間：１Ｆ ８:００～２２:００ ２Ｆ ９:００～２２:００