「トップバリュ みんなのおかず」新商品説明会
イオンは6月19日(水)より、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など全国 約1,070店舗にて、「トップバリュ みんなのおかず」冷凍食品シリーズ、計24品目を発売する。
イオンスタイル品川シーサイド店にて、新商品説明会が開催され、イオントップバリュ株式会社取締役ブランド&コミュニケーション本部長の森真紀氏より概要説明があった。
イオントップバリュ株式会社森取締役本部長
国内の冷凍食品消費金額は年々増加しており、2023年も103.4%と伸長した。その背景には簡便需要や調理の技術革新によるおいしさの向上に伴い、冷凍食品に対するイメージの変化がある。また、休日の夕食は 家族一緒に食卓を囲むものの、平日は「それぞれのタイミングで好きなメニューを選んで食べたい」といったライフスタイルの変化もあり、冷凍食品を活用する家庭も増えている。こうした変化を受けてイオンは、夕食の主菜として冷凍おかずメニュー「トップバリュ みんなのおかず」シリーズ第一弾を発売する。
現状の即食系冷凍食品は、米飯、パスタ、ワンプレート系など主にランチやお弁当需要に対応し、構成比も約73%(90SKU)を占めている。夕食対応商品は33SKUであるが、餃子、から揚げ、米飯がメインであった。今回は、夕食ニーズへの対応、食のパーソナル化を想定したラインアップとした。
“タイパ・コスパ・健康”ニーズに応えたメニューとして、油で揚げる必要がなくトースター で焼き調理でき、ヘルシーな「コロッケ」や「メンチカツ」などのノンフライおかずや、湯せんでも自然 解凍でも食べられる「煮魚」などのお魚おかず、食べ応えがありメインディッシュになる「ハンバーグ」などのお肉のおかずなど、合計24品目を展開する。
商品紹介(一例)と売場事例
商品名:焼いて美味しいノンフライ コロッケ
規格:440g(8個)
売価:498円
商品名:やわらかふっくら美味しい さば味噌煮
規格:1切れ×2パック
売価:598円
商品名:濃厚デミグラスソースハンバーグ
規格:150g×3個
売価:980円
商品名:肉汁たっぷり鶏つくねピーマン焼き
規格:300g
売価:598円
商品名:チーズ香るロールチキンのアスパラ巻き
規格:360g(4個)
売価:798円
商品名:つゆが多めの大盛り 牛丼の具
規格:180g×3
売価:980円
商品名:旨みを閉じ込めた さばの塩焼き
規格:160g(8切)
売価:598円
ハンバーグ、コロッケ等のシリーズ商品(品川シーサイド店)
さば味噌煮、秋鮭の塩焼きなどの魚シリーズ商品(品川シーサイド店)
冷凍食品コーナーでの陳列(品川シーサイド店)
最後に
「50周年を迎えたトップバリュがお届けしたいのは、「こんなのあったんだ!」「おいしそう!」「次はどん な商品だろう?」と思わず声が出るようなわくわくする商品、期待感に応えた商品であり、これらを提案していく」。
「現在、冷凍食品は、昨対比110%程度の伸びをしており、本商品の発売により、さらに10%増を達成していくことを目指している」
今回は、主菜のおかず商品であり、価格帯は498円~ 980円(税抜)としたが、「第二弾として下期には副菜を発売する予定で準備中である」。
スーパー、コンビニエンス各社において、冷凍食品に対する強化策が続いているが、今回は家族それぞれの夕食ニーズに特化したおかず商品シリーズのPB化である。NBメーカとの差別化が受け入れられるかなど、今後の販売動向が注目される。