・総売上高:全店の前年同月比104.9%、既存店の同比103.6%
・食品合計:全店の前年同月比105.2%、既存店の同比103.9%
・11月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+1.4の48.1、見通し判断が前月から変わらずの45.0となり、現状判断は前月から2ヵ月連続で小幅に上向いた。
■スーパーマーケット販売統計調査

■スーパーマーケット景気動向調査
12月調査(11月実績)結果概況
現状判断は2ヵ月連続で小幅に上向く
11月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+1.4の48.1、見通し判断が前月から変わらずの45.0となり、現状判断は前月から2ヵ月連続で小幅に上向いた。
経営動向調査では、売上高DI、収益DIは共に前月から上昇、売上高DIは二桁プラス圏に達した。引き続き、各仕入れ原価DIが高止まりするなか、客単価DI、来客数DIが小幅に上昇した。
カテゴリー動向調査では、連休回数の増加や冬物商材の好調を背景にすべてのカテゴリーで前月より上昇、畜産・惣菜・日配・一般食品の各DIは、二桁プラス水準まで上昇した。一方で、前年青果相場高騰からの反動を受けた青果DIは低迷した。
景況感調査では、現状判断に改善傾向がみられた一方で、見通し判断については前月から小幅な改善にとどまった。
11月は前年より日曜と祝日が1日ずつ多く、3連休が増えて販売数量が伸び好調な販売動向となった。一方で来客数の伸び悩み、節約志向の一層の高まりを懸念する声が多い状況は続く。一気に冷え込んで鍋関連など季節商材がよく動いたが、この先は気温が高めに推移、また大雪など不安定な気象予報も出ており、顧客心理を捉えた柔軟な売場構成が求められる。日銀の利上げ後も円安が続き小売業に厳しい局面だが、ガソリン価格低下は特に地方部で好影響が予想される。新年もお客様の期待に応え業界の進展を目指したい。
景況感調査

【ニュースリリース】
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