
株式会社ローソンは、「Real×Tech Convenience」の実現を目指し新たな出来立てメニューの提供と省人・省力化に向けた取り組みとして、7月22日(火)から、TechMagic株式会社が開発した炒める機能に特化した調理ロボを「ローソン北大塚1丁目店(東京都豊島区北大塚1‐13‐4)」に導入する。調理ロボの導入は、6月23日にローソン高輪ゲートウェイシティ店の「からあげクン用揚げ調理ロボ」に続く第2弾となる。

グリーンローソン北大塚一丁目店
今回導入する調理ロボ「I-Robo2」は、TechMagic社が飲食店用として熟練職人の鍋さばきを半年間研究して開発したロボットで、強い火力(350℃以上)が求められる「炒飯」や「野菜炒め」の炒めるメニューを誰でも簡単な操作で約1分半~2分半で調理することが可能となる。店内の専用端末から注文を受けた後に店内の厨房で調理し、出来立ての状態で提供する。

今回導入する調理ロボでの実演

セルフオーダーの設備
調理ロボを活用して提供する商品は、炒めメニューの定番「炒飯」と「野菜炒め」の全14種類(トッピング違い含む)。表示内容に沿って鍋部分に投入するだけで、自動的に炒める・混ぜる動作が行われ、調理終了後に自動洗浄される為、連続して調理を行うことが可能である。

全14種類のメニュー

ローソン インキュベーションカンパニー事業開発部 塩野部長より主旨説明
ローソンは店内厨房で調理する「まちかど厨房」を全店舗の約7割にあたる、約9,600店舗に導入している。この店舗数は、厨房スペースを持つ小売店としては国内最大規模となっている。これまで、店内厨房での調理は油調(揚げる)と電子レンジによる調理に限られていたが、調理ロボの導入により、「炒める」という調理工程が追加され、メニューの幅が広がる。ローソンではこれまで培ってきた店内厨房のノウハウとテックを組み合わせることで、出来立てメニューの美味しさと店舗の生産性向上を追求し、2030年度目標に掲げている2024年度比で日販30%アップ、店舗オペレーション30%削減に繋げていくことを目指している。

まちかど厨房コーナー
実験店舗 green Lawson(グリーンローソン)
「グリーンローソン大塚一丁目店」は、2022年11月に未来に向けた実験店舗としてオープンした。いつものローソンと異なる看板は、SDGsの17テーマのイメージカラーに地球の青をメインカラーに全18色で構成されている。店内の冷凍冷蔵コーナーには扉付き設備を使用することで、電気量削減とCO2排出量削減を目指している。


入口左手にセルフレジを設置。セルフレジでは、お酒・たばこも運転免許証・マイナンバーカードの提示で購入が可能。ローソンアプリ内のサービス「ローソンスマホレジ」に対応しており、商品バーコードをスマホでスキャンしながら買い物を行い、スマホで決済が完了。最後にQRコードをかざすだけで、お買い物が終了出来る。

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