2022年惣菜市場規模 前年比3.5%増 10兆4,652億円-日本惣菜協会発表

・2022年の惣菜市場規模は、前年対比103.5%の10兆4,652億円、2019年比で101.4%とコロナ以前に回復
・業態別の前年比は百貨店107.7%が最も高く、次いで食料品スーパー104.6%、惣菜専門店103.1%、総合スーパー103.0%、CVS102.5%

一般社団法人日本惣菜協会は、中食・惣菜業界の国内市場をまとめた「2023年版惣菜白書」を6月1日に発刊する。今回の調査結果(調査対象期間:2022年1月〜12月)から算出した2022年の惣菜市場規模は、前年対比103.5%の10兆4,652億円となり、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年比では101.4%と、2020年に10兆円を割り込んだ市場は回復期にある。

業態別の前年比は百貨店107.7%が最も高く、次いで食料品スーパー104.6%、惣菜専門店103.1%、総合スーパー103.0%、CVS102.5%となっている。2019年比で100%を上回ったのは食料品スーパー(112.4%)のみ。その他の業態はコロナ前の市場を取り戻せていない。
市場規模は依然CVSが最も大きく3兆2,801億円、次いで食料品スーパー3兆816億円、惣菜専門店2兆8,334億円と続く。食料品スーパーは初の3兆円台乗せとなった。業態別構成比では2019年比でCVSが1.3%のシェアダウン(32.6%→31.3%)に対して、食料品スーパーは2.8%のシェアアップ(26.6%→29.4%)となっている。

【ニュースリリース】
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