「イオンのおせち２０２６」新商品を発表

　
イオン株式会社は、「２０２６年おせち」商品を過去最速となる７月３１日に発表すると共に、８月１日から「イオンショップ」にて一部商品の早期注文を開始した。また、９月１日からは「イオン」「イオンスタイル」約３８０店舗とＷＥＢサイトにて予約を本格展開する。今年度の年末年始は最大９連休になることから、家族・親戚一同が楽しめる多彩なおせちを品揃えした。

（左から）日高シェフ、橋本料理長、土谷副社長、高橋取締役、田村シェフ

イオン株式会社　土谷美津子取締役　執行役副社長

おせち市場動向、消費者ニーズ、今後の展望について

「年々おせちの予約が早まっており、お盆時期に年末年始用のおせちを早めに選びたいという声が増えている。自社ECサイトでは、昨年８月１日～９月１日の期間中の予約は前年比約３倍に伸長した。今年の早期予約対象は４品目から６品目へ拡大した。また「解凍時間の手間がかかる、年末は冷蔵庫がいっぱいでおせちを解凍するスペースがない」というお客様の声を踏まえて、冷凍配送からチルド配送比率を増やした。」
「おせち市場規模は、約８４７億円：前年比１００.５％（富士経済調べ）と伸長している。イオンでは年末年始の食卓調査をしたところ、おせち＋鍋、寿司、約肉と色々な組み合わせが明らかになった。伝統も守りながら、楽しさも重視していく。」

土谷取締役副社長

「昨年、コスパが高いとご好評を頂いたトップバリュ「饗宴」は今年さらにパワーアップして、品数をトップバリュ市場最大の７５品目（重量３KG超え）に増やし、価格は据え置き（本体価格１９,８００円）、チルド配送に変更するなど一層充実した内容に仕上げている。また北海道から沖縄まで各地のおせちも品揃えしている。」
「トップバリュを含めたイオン全体のアイテム数は、１５０アイテム程度であるが、ネット販売が年々増加傾向となっている。おせち全体で、前年比１１５％を目指していく。」

トップバリュ和洋中特大２段重「饗宴（きょうえん）」
　

イオントップバリュ株式会社　高橋幹夫　取締役商品開発本部長

トップバリュ２０２６年のおせち新商品ラインアップについて

「トップバリュおせちは、１３アイテム。全体として１２５％の伸長を目指している。おせちの方向性として、冷凍からチルドへの見直しを行った。チルドにすることは非常に難しく苦労をしたが取り組んだ。チルドで最高の美味しい状態でお届けしたい。３０～３１日の店頭での引渡しも増加することが予想される。」

高橋取締役商品本部長

「シェフ３人によるコラボおせち「トップバリュプロのひと品和洋中おせち集」を新発売する。日本料理「一凛（いちりん）」橋本料理長、リストランテ「アクアパッツァ」日高シェフ、中華「慈華（いつか）」田村シェフ３人の監修による贅沢な競演のおせちを品揃えする。各料理人の趣向を凝らした味付けのローストビーフも入っている」
「橋本料理長には、トップバリュで一番高単価（本体価格５万円）のおせちも監修頂いている。「頂華（ちょうか）」は、伝統的な祝い肴を四つのお重に盛り込んだ本格的で華やかなおせちである。」
「２０２５年イオンの人気おせちＮＯ.１である饗宴は、過去最大の７５品目であるが、さらに弊社担当が拘った年越しそば（生）４食付きとしている。」

トップバリュ　プロのひと品３シェフ監修　和洋中おせち「集」

（左から）橋本料理長、日高シェフ、田村シェフ

（左から）トップバリュ「極」「頂華」など
　

【８月１日から予約開始のＴＶおせち、名店監修おせち商品一例】

イオンリテール株式会社　金子聡　食品本部デリカ商品部長

イオンリテールの本年のおせちについて

「今年度の新たな取り組みとして、健康志向ニーズに応える商品やおせちと一緒に楽しむオードブルの品揃えも強化した。肉卸小島監修の「お肉とシーフードを楽しむオードブル」は、豪華で豪快なオードブル。」
「押し活ニーズ対応として、キャラクターおせち「名探偵コナンおせち」も品揃えした。ワクワクしながら食べすすめることができる。さらにノベルティとして原作者からの年賀状や祝い箸が付いてくる。また進化系おせちとして、新春のお祝いの席にぴったりな大きな杯に和洋の具材を豪快に盛り込んだ「おせちの宴杯」や、富士山をモチーフに、地場の食材・味付けをした「吉祥富士」を発売する。」